【美術館のおススメ】(東京)茶道具の鑑賞と眼を鍛える裏ワザ的な場所!

東京国立博物館 茶道具
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茶道は習っていても、美術館にはほとんど行かないわぁ。という方がいるかもしれません。

しかし、美術館に行かない方は 「か~な~り損をしてますよ!」と個人的には感じます。

茶道美術や歴史の理解をする上で、美術館での鑑賞はゼッタイに外せません。

「でも、どこに行ったら良いの?」

と、迷ってしまう人もいると思います。

ということで、今回は茶道・茶の湯に関係する展覧会をよくやっている、東京のおススメな美術館を紹介します。

※長期休館中なところありますけど。。。

やっているお茶の流派は問わず、ぜひ美術館に足を運んでみてください。

最後に茶道具を観る眼を鍛える裏ワザ的におススメな観賞場所も紹介してます。

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畠山記念館 はたけやまきねんかん

まず最初の茶道関係の美術館といえば畠山記念館です。

この美術館は収蔵品のほとんどが茶道具という、茶道具中心の美術館なのです。

※2019年3月から長期休館中、2024年秋に再開館予定

都営浅草線の高輪台の駅から歩いていくと良いと思います。

住宅街の中にあり、少し迷うかもしれないので地図を見て行くことをお勧めします。

畠山記念館で催される展観は ”ほぼ茶の湯関係ばかり!” ですので、どこの美術館へ行こうかと迷ったら畠山記念館は外せません。

畠山記念館の良い点

  • 疲れない
  • 呈茶もしてくれる
  • 裂地の名称が書いてある

展示室があまり広くなく、展示数が多くないので「見るのに疲れた~」という事は無いです。

実はこれけっこう大事。疲れないの大事!

美術館というのは慣れていないと

「よくワカランモノがいろいろあって、どこ観たら良いかわかんないし、なにより疲れた…帰ろ」

となってしまうものです。

「ほど良くほどほどの量の茶道具を観たい」という場合におススメな美術館です。

トーハクの特別展と常設とかのハシゴしたりすると、展示物があまりに膨大で疲れますからね。

畠山記念館では、有名作家ものの茶碗で呈茶(別料金)もしてくれて庭の散策もできるという、お茶の雰囲気を手軽に味わうにはぴったりな美術館です。

なので、美術館慣れ(?)してない方にピッタリです。もちろん目利きのベテランも満足させてくれます。

また、展示されている掛け軸は表具の裂地の名前も書いてくれている貴重な美術館です。

古い裂地を観られて名前もわかるので、とても参考になります。

小さな美術館ですが、名品は多いです。

収蔵品は約1300件(国宝6件、重要文化財33件)。

などの名品を所蔵しています。

畠山記念館の友の会に入ると、美術館が主催する茶会に参加できたり、他の美術館に割引料金で入館できたりします。

そして、茶室の貸出をやってくれていたりするので何度か茶室を借りたことがあります。

炭も使えて建物の雰囲気なども非常に良いですし、個人的に好きな美術館です。

東京国立博物館 トーハク

東京で一番おなじみな美術館といえばココ、東京国立博物館です。

通称「トーハク」。トーハクのYouTubeチャンネルもあります。

上野公園にあるので、上野駅から歩いていくと良いと思います。

人気の特別展では数時間待ちの長蛇の列のイメージがあるかもしれませんが、常設展はたいていの場合かなり空いています。

総合文化展という名の常設展は、混んでいないわりにとてもとても内容充実なので、かなりおススメしたい美術館です。

東京国立博物館の良い点

  • 膨大な量の名品を見ることができる
  • 撮影しても大丈夫なモノも
  • 庭園の散策ができる
  • 茶室の貸出もある

いつ行っても見られる総合文化展という常設展だけでも、かなりのボリュームがあります。

本館、東洋館、法隆寺宝物館を巡るのは普通の人だと1日では難しいかと。。

過去にまわってみたことありますが、目と頭と脚がヤバかったです(語彙力)。

常設展が見られる本館には、茶の湯関連の物に特化した展示スペースもありますので、常に何かしら茶道具を見ることができます。

また、茶の湯美術の理解には書、漆芸、木工、金工などなど、美術品の全般的な理解も必要になると思いますので本館は全部見てまわると非常に勉強になると思います。

本館を観てもまだ体力があれば東洋館も見に行くと良いです。というか是非行って。

シレっとに国宝、重文が置いてあることに驚きます。

いずれにしても、ボリュームが凄いので、沢山見ようとするとかな~り疲れます。

気合い入れて行かないとヘトヘトになるかもしれません。

しかし、どこで止めても「ま、常設展だし、また来れば良いか~」というノリで観られるので自分のペースで見ることができます。

さて、トーハクのスゴイところはなんといっても、常設展のほとんどは写真撮影をしてよいというところです。

過去にかなり撮りました。書の落款とかマニアックなものを。

収蔵品は11万7千件以上。寄託品も合わせれば約12万件あるそうです。ケタが違います!

国宝89件、重文648件を所蔵。さすが国立!

などを所蔵しています。

さらにさらに、平成館の後ろ側にはかなり広い庭園があるので、散策におススメです。

庭園には茶室が点在しているので外側だけなら茶室を借りなくても見ることが出来ます。

茶人好みの茶室群があってなかなかワクワクできる場所なのです。

根津美術館 ねづびじゅつかん

根津美術館は港区青山にある美術館で、東武の社長を務めた初代 根津嘉一郎(根津青山)のコレクションを基にした収蔵品が見られます。

表参道駅から徒歩で5分ほどの距離にあります。

以前、井戸茶碗ばかりを集めた井戸茶碗展をしたときは、有名な天下の名物の井戸を一堂に観ることができて壮観でした。

根津見術間の良い点

  • 講演会などのイベントが多数
  • 施設が新しくて見やすい
  • 庭が広く散策に良い

根津美術館は講演会や茶会などのイベントが高頻度で行われているので、お茶の勉強意欲のある人には要注目な美術館です。

根津青山自身がかなりお茶をやっている人でしたので、茶の湯に関連するような展覧会も多いですし茶室もあります。

以前に茶室を借りたことがありますが、非常に風情のあるところでした。

やはり茶室を使えるというのは良いなぁと思います。

展示室の中には中国の殷時代の青銅器の常設があって貴重ですし、庭の散策もできます。

初めて行った時は、大都会の南青山にこんな静かで落ち着いた所があるのか、と感動しました。

秋の紅葉の時の庭はものすっごく綺麗です。この時期の茶会に行けたら景色も最高ですね。

春には大師会という有名な茶会が開かれることでも知られています。

2階の展示室の1部屋はいつも茶道具が展示されている部屋があります。

収蔵品は約7400件。国宝7件、重文88件。

などを所蔵しています。

三井記念美術館 みついきねん びじゅつかん

三井記念美術館は日本橋のビルの中にある美術館です。

三井記念美術館の所蔵品は言わずと知れた三井財閥のお宝がもとになっています。

入口は高層ビルからになりますが、実際に美術館があるのは昭和初期の洋風建築で重要文化財になっている建物の中です。

ちなみに、エレベーターがクラシカルでオシャレです。

三井記念美術館の良い点

  • 国宝の茶碗が見られる
  • 展示室が広く数が多い
  • 茶道具の展観が多い

なんと言っても三井記念美術館は国宝の和物茶碗である志野の「卯花墻」を所蔵しています。

ちなみに和物の茶碗で国宝なのは2碗だけで、そのうちの1つです。

お茶をしている人であれば、一度は見ておかなければいけない名碗だと思います。

収蔵する美術品は約4000点。国宝6点、重文75点。

収蔵品の約半分は茶道具ということもあり、茶の湯関係の展覧会が多くアクセスも良いので、私はよく行きます。

などを所蔵しています。

静嘉堂文庫美術館 せいかどうぶんこ びじゅつかん

令和4年10月展示場を丸の内の明治生命館1階へ移転・開館しました。

静嘉堂文庫美術館は言わずと知れた三菱財閥の岩﨑家のお宝コレクションです。

文庫の名前もある通り20万点の古典籍もあるそうです。

展示室は移転しましたが、実は静嘉堂文庫のある場所は世田谷です。

静嘉堂文庫美術館の良い点

  • 稲葉天目が見られる
  • 建築や雰囲気が良い
  • 茶道具以外のお宝もたくさん

お茶をしている人以外にも名の知られた「曜変天目(稲葉天目)」(国宝)を所蔵していることでも有名な静嘉堂文庫です。

曜変天目は世界に3つしかないといわれ、「静嘉堂文庫の曜変が一番キレイだ!」という声も聞きます。

かつては最寄駅(二子玉川)からバスかタクシーを使わなければ行きづらいので、ちょっと不便さを感じていましたが、丸の内へギャラリーを移転しましたので非常に嬉しいです。

丸の内の明治生命館はこれまた建物が素晴らしいところで、建物自体が重要文化財なのです。
昭和9年竣工で、なんだ昭和かぁ~とか思ってしまいがちですが、古典様式のムチャクチャ魅力的な建築です。

世田谷にある静嘉堂文庫は閑静でゆったりとした時間が流れる雰囲気の良い場所なのですが、引き続き存続するそうですので、これからも庭の散策が楽しめるようです。

6,500点の美術品を所蔵。国宝7点、重文84点。

などを所蔵しています。

三菱一号館美術館もおすすめ

参考までに、同じく三菱のお宝を見せてくれる、三菱一号館美術館もおススメです。

ただし、こちらは茶道具はほとんど出てきません。

丸の内にあり、東京駅から歩いて行くことのできる非常にオシャレな赤レンガの建物にあります。

鹿鳴館の設計で有名なジョサイア・コンドルが設計したものを2009年に復元したそうです。

ミュージアムカフェが「外国か??」という感じで、オシャレすぎて入りづらいです(笑)

明治期の洋風建築が好きな人は大興奮できます。

2021年には夏から秋にかけて「三菱の至宝展」という三井をあげてのかなり気合の入ったお宝ザクザクな展覧会が行われていました。

財閥おそるべしです。

五島美術館 ごとうびじゅつかん

世田谷にあるおすすめ美術館は五島美術館です。

五島美術館は東急の五島慶太のコレクションをもとに収蔵品が構成されています。

東急の大井町線上野毛駅から歩いて5分ほどの距離にあります。

五島美術館の良い点

  • 懐紙・短冊など書も充実
  • 上から茶碗を観られたりする
  • 個人的に好きな茶道具が多い

勾配のある庭を散策することができて、散歩コースに入れても良いかと。

茶道具に関するの展覧会を高い頻度でやっています。

志野茶碗と写っている五島慶太の写真を見たことがある人もいると思いますが、根津美術館の「山端」と並ぶ重文の鼠志野「峯紅葉(みねのもみじ)」はここ五島美術館にあります。

展示台が低く、上から茶碗を見ることができるようなっている箇所もあり、茶碗の見込みがよく観察できたりする美術館です。

この美術館はわたしの個人的に好きな茶道具を見せてくれることが多い美術館だなと思ってます。

所蔵品は約5000件。国宝5点、重文50点。

  • 伯庵茶碗「冬木」
  • 黒織部茶碗「わらや」
  • 伊賀水指「破袋」

などを所蔵しています。

出光美術館 いでみつびじゅつかん

有楽町駅、日比谷駅の近くの帝劇ビルにあるのは出光美術館です。

大都会のビルの中にあるので、庭を散策というわけにはいきませんが、都心のアクセスが良い場所にありとても行きやすいです。

散策もしたいという方は銀ブラや近くの皇居を散歩をしてみるのも良いかもしれません。

出光美術館は”海賊とよばれた男”のモデル「出光佐三」のコレクションをもとに収蔵品が構成されています。

「このアツい漢が美術品を蒐集してたのか、くぅ~!」という謎テンションで見るためにも「海賊とよばれた男」は是非読んでみてほしいです。

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出光美術館の良い点

  • アクセスの良い場所にある
  • 古唐津コレクションもスゴイ
  • 陶片室を備えている

出光佐三が江戸時代の禅僧の仙厓義梵を好きらしく、仙厓の物が良く出てくるという特徴があります。

少し前の展覧会ですが、古唐津を集めた展覧会は非常に印象に残りました。

そしてここは陶片室という、陶片を展示している部屋があるという特徴もあります。

陶片室は要するに陶器の破片を展示している所なのですが、陶器に興味がある人間にとっては凄く貴重な場所です。

陶片室はホント参考になるので、かなり、非常に、とってもおススメです。

茶道をやっている人は飲んだ茶碗は拝見すると思いますが、拝見の一助になりますので是非寄ってみてほしいです。

約1万件を所蔵。国宝2件、重要文化財57件。

皇居周辺の眺望が素晴らしい。

永青文庫 えいせいぶんこ

肥後熊本の細川のお殿さまの家のお宝を所蔵しているのが永青文庫です。

目白台の静かな街並みの中にあります。初めて行った時はちょっと迷いました。。。

都電荒川線の早稲田駅から10分ほど歩くか、目白の駅からバスかタクシーで行くことができます。

駅からはちょっと遠いですが行く価値は大いにあります。散歩好きな方におススメ。

永青文庫の良い点

  • 建物がステキ
  • 武家ならではのお宝
  • 戦国時代ファンは必見

建物は昭和初期のもので、なんだかドラマにでも出てきそうな雰囲気があり、建物内を歩くだけでドキドキします。

エモいです。

最寄駅から少し遠いので少し不便さを感じますが、雰囲気がとても良いところです。

細川家は室町幕府の時には管領家となっており、かなり昔から有力な大名でした。

また戦国時代の細川忠興(三斎)は千利休の高弟で茶人としても非常に有名な大名茶人です。

永青文庫のコレクションは「武家にとってのお宝というのはこういう物なのか」と思わせる内容になっており、近代の財閥や数寄者のコレクションとは少し毛色が違います。

ですので、永青文庫は戦国時代ファンも楽しむことができます。

織田信長の自筆感状(重文)や宮本武蔵の屏風絵(重文)細川ガラシャの消息などがあり、非常に興味深いです。

名門細川家のお殿さまの凄さが伝わってくる美術館です。

国宝8件、重文34件を含む6000点の美術工芸品、88000点の歴史文書を所蔵。

サントリー美術館

サントリー美術館は六本木駅から歩いて行ける、東京ミッドタウンの中にあります。

買い物ついでに見に行くことができて、非常に便利な場所にあります。

都会の新しいビルの中なので、オシャレ度高いです。

サントリー美術館の良い点

  • 展覧会テーマが面白い
  • 茶室でお茶が飲める
  • アクセスが良い

木曜日には茶室で点前と呈茶をしていることもあるので、頂いてみるのも面白いと思います。

サントリー美術館のサイトに呈茶席の情報が出ているので茶室で飲みたい人は事前にチェックしておきましょう。
茶室は呈茶の時間以外は入室できません。
けっこう人気があるようで(先着順で各回12名まで)、茶席チケットが売り切れになっているのをよく見ます。

サントリー美術館の展示室は広く、階をまたいでいて、さらに照明は現代的で見やすいです。

サントリー美術館は展覧会のポスターデザインがいつもオシャレな感じがするのは私だけでしょうか。

展観の内容も他の美術館とは若干毛色が違うような気もします。

どこがどうというのは説明できませんが、以前の展覧会では

「日本美術の裏の裏」なんていう「え?」と思わせるような視点で企画をしていたり、

「美濃の茶陶」という正統派な展示もしたり、

「寛永の雅」という、「ぁあ~、その時代のヤツ見たかったぁ」と思わせる内容だったり、

「宮川香山」という個人的に好きな名工の展覧会をしたりと、マニアックなツボを突いてくるような企画をしてくれるので嬉しいです。

キャプションの解説も多く、参考になることが多いです。

近くには国立新美術館、森美術館がありますので文化的な芸術鑑賞のハシゴしてみるのも良いかもしれません

1961年の美術館開館と同時に収集を開始して、国宝1件、重要文化財15件を含む約3000件を収蔵。

泉屋博古館東京 せんおくはくこかんとうきょう

泉屋博古館東京は六本木一丁目の駅からすぐにある、泉屋博古館の分館になります。

京都にある泉屋博古館(京都)には言わずと知れた大財閥、住友財閥のお宝が収蔵されています。

泉屋博古館といえば青銅器が超強力!よくこんだけ持ってこれたな!という感じですが、茶道具の収蔵品も多いです。

収蔵品は住友春翠のコレクションが基になっており、茶道具でも住友春翠の名前はよく出てきます。

年に1回くらいは東京の分館の方でも茶道具の展覧会をするような気がします。

収蔵点数は3000点以上

また、京都に行かれた際には泉屋博古館の青銅器コレクションを是非ともご覧になってください。

財閥スッゴ!マジ?って感じで、ドえらく圧倒されます。

(番外編)東京美術倶楽部 とうきょうびじゅつクラブ

美術館では無いですが、茶道具を鑑賞する場として東京美術倶楽部は秘密の裏ワザ的おススメ鑑賞場所です。

基本的に美術倶楽部というのは美術商のオークションのための施設なので、一般人は普段は入ることが出来ません。

しかし、何かのイベントの時には一般人も入って、茶道具をガラス越しでなく見ることができるので、「茶道具ムッチャ好き!勉強して眼を肥やしたい!」な人におススメです。

美術館と違っているのは、美術倶楽部は実際に購入する場所だという事です。

つまり、気に入った美術品を自分の物にできます!(茶会のときは違いますけどね)

要は売り物なので、買いもしないのにベタベタ触ろうとするのはおススメできません。

でも、値段が判ります!眼を鍛えるには値段を知ることはすごく大事ですからね。

美術館じゃ値段はわかりませんからね!

でも値段が書いてない場合には、やたらに聞くのはおススメしませんが。。。買う気がある人はちゃんと聞きましょう。

私はあまり買うことが出来ないので、自分からは触りませんし、あえて値段もほぼ聞きません。

コロナ禍でお休みもあったみたいですが、東京美術倶楽部で行われるイベントは

  • 東美正札会
  • 東美特別展
  • 東美アートフェア
  • 和美の会

などなどありますし、かなり古くて良い道具を使用する茶会も行われたりしますので美術倶楽部は要チェックです。

美術館で眼を鍛えて、美術倶楽部に掘り出し物を探しに行くなんて楽しいかもしれません。

まぁ、相手はプロの美術商ですから「掘り出し物が!」なんて事はまず無いんですけど。。。

とはいえコロナ禍のせいで茶道具の価格はかなり下がりましたので、茶道具を欲しいという人にとってはこれからチャンスなのかもしれません。

茶道具が見られる美術館のおすすめ(東京) まとめ

ということで、東京で茶道具の展覧会が開催される美術館をみてきました。

  • 畠山記念館
  • 東京国立博物館
  • 根津美術館
  • 三井記念美術館
  • 静嘉堂文庫美術館
  • 五島美術館
  • 出光美術館
  • 永青文庫
  • サントリー美術館
  • 泉屋博古館
  • 東京美術倶楽部

美術館というのは日本の三大財閥「住友、三井、三菱」などの雲の上の世界のお宝を、今日では一般人が見ることができるという本当に素晴らしい施設だなと思います。

日本が古いものを大事にするお金持ちが多くいる国で良かったです。また、そういう文化・風土を継承していきたいものです。

これらの美術館以外にも、意外なところで茶の湯関係の展覧会をすることがありますので情報収集しておくと良いと思います。

また東京を少し離れると、熱海にはMOA美術館、箱根には岡田美術館があったりします。

これらの美術館は、茶道具の展示も多いので東京から少し足をのばしていってみると良いかもしれません。

建物も豪華ですし、美術品に興味が無い人と行っても退屈しないと思います。

今回挙げた美術館の茶道具展を巡るだけでもかなりの頻度で美術館に行くことになりますので、茶道具にはかなり詳しくなることができると思います。

そして最後に注意点ですが、事前に予約が必要な美術館もありますので行く前に必ず確認をしておきましょう

うまく美術館情報をキャッチして、なるべくたくさんの良い茶道具を観てみてください。

眼が肥えること間違いなしです。

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