【痩せるお茶】抹茶のカテキン効果でスリムと健康を手に入れる

抹茶 お茶の基礎知識
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お茶で痩せられるという話を聞いたことがあると思いますが、痩せる効果があると言われる成分の一番の主役がカテキンです。

抹茶というのはは茶葉をそのまま使用しており、お茶の葉に含まれるカテキンをもらさず摂取することができます。

カテキンはポリフェノールの一種で、様々な健康効果があるということを近頃とてもよく耳にしますね。

カテキンはお茶の葉に多く含まれている成分で味的には苦みや渋みの成分になっています。

お茶のカテキンは昔はタンニンと呼ばれていましたが、お茶のタンニンはカテキンであるという事がわかってきたという経緯があるそうです。

茶道で使う抹茶にもやはりこのカテキンが含まれています。

抹茶は茶葉(葉肉)を石臼で挽いて、茶葉そのままを飲むので当然ではありますね。

この記事では抹茶やお茶に

  • やせる効果があるのか?
  • どのくらい摂取したら良いのか?

を解説します。

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【痩せるお茶】カテキンの効果がダイエットに

茶園

カテキンの健康効果を見ていきましょう

  • 抗酸化作用
  • 動脈硬化予防
  • 抗菌作用
  • ガン予防効果
  • ダイエット効果

たかがお茶、されどお茶ですね。なめてかかってはいけないスゴイ効果があるようです。

さて、こんなに効果がたくさんあるカテキンですが、摂取したら痩せるというのは本当なのでしょうか。

カテキンで肝臓の脂質代謝が上がる

カテキンは肝臓に働きかけてダイエット効果があることがわかっています。

カテキンは脂肪の分解と消費で働く酵素の活性をどちらも高めて、肝臓の脂質代謝が活発になり、エネルギー消費が増加します。

肝臓はエネルギー代謝の大きい臓器なので、ヘタに運動するよりも効果がありそうです。

人間の消費するカロリーの6割ほどが基礎代謝によるものと言われますが、

肝臓はその基礎代謝の内の21.3%を占めると言われます(基礎代謝の内臓の割合

体の中の”大きいエネルギー消費工場の効率を高める”というイメージですね。

カテキンで褐色脂肪組織を活性化

褐色脂肪細胞を活性化するとエネルギー消費量、脂肪燃焼量が増えると言われています。

褐色脂肪細胞は

  • 鎖骨
  • 肩甲骨

のあたりにある脂肪細胞で脂肪を分解・燃焼してくれる細胞のことです。

ダイエット本などでよく「褐色脂肪細胞を刺激すれば痩せる!」みたいに出てくることの多い注目の細胞です。

この褐色脂肪細胞がカテキンを摂り続けることにより増加&活性化されたりするということです。

継続的に摂る事が重要なんですね。

1日や2日摂ってすぐ痩せるという物ではないので注意。

ちなみにお茶のカテキン以外には、トウガラシのカプサイシンも褐色脂肪細胞の増加・活性化が期待できます。

人種でみると、白人系の人は東洋人よりも元々褐色脂肪細胞が多い傾向にあります。

褐色脂肪細胞の多い人はスリムな体型な事が多いそうですので、スリムになるにはカテキンを適度に毎日摂って褐色脂肪細胞を活性化しましょう。

カテキンを1日540mg以上摂ると痩せに効果的

ではどのくらいの量のカテキンを摂取したらよいのでしょうか。

痩せる効果が期待できるカテキンの1日の摂取量は

540mg以上  (花王のカテキン研究参照)

ということです。

ではこの540mgのカテキンを摂るには煎茶薄茶をどの程度飲んだら良いのでしょうか。

カテキンを540mgとれるお茶の目安

  • 緑茶      6杯くらい
  • 抹茶(薄茶)  2、3杯くらい

1日に薄茶2、3杯ならば、抹茶が好きな人なら普通に毎日飲みそうな量ですね。

しかも、継続的に摂ると運動時の脂肪燃焼効率がアップ

毎日飲んで継続することが重要です。

カテキン含有量 お茶の種類ごとに

お茶の種類によってカテキンが含まれる量が気になったので文部科学省がやっている食品成分データベースを参考にして調べました。

載っていたのはタンニンの量でしたので、タンニン=カテキンとして考えています。

タンニン カロリー 食物繊維 カフェイン
抹茶(2g) 200mg 5kcal 0.8g 0.064g
玉露(浸出液100g) 230mg 5kcal 0.16g
煎茶(浸出液100g) 70mg 2kcal 0.02g
ほうじ茶(浸出液100g) 40mg 1kcal 0.02g
紅茶(浸出液100g) 100mg 1kcal 0.03g

抹茶以外は茶葉からお茶の液を浸出させていますので、浸出液100gでの数字になります。

抹茶はお湯に溶かして、そのまま全て飲みますので抹茶2gそのものの数字になります。

さて、この表では「煎茶よりも玉露の方がカテキンが多いのはなぜ?」と思う方は勘が鋭いと思います。

玉露は覆いをする製造方法ですので「煎茶よりもカテキン(タンニン)の量が少ないはず」という予想が成り立つと思います。

浸出液を作る環境をみてみると

  • 玉露は10gを60℃、60mlで浸出
  • 煎茶は10gを90℃、430mlで浸出
  • ほうじ茶は15gを90℃、650mlで浸出
  • 紅茶は5gを熱湯で360mlで浸出

ということですので、浸出させるお湯の量が全然違います。

煎茶は玉露の時の7倍以上のお湯の量を使用しています。

つまり飲んだ時には玉露はかなり濃いですが、煎茶はそれよりもかなり薄めになります。

もちろんお茶によって淹れ方というのはかなり違いますので、しかたのないことですが単純に表での比較は厳しいなと感じました。

ちなみに、他のお茶の異なるところとして、抹茶には食物繊維が含まれているという点です。

食物繊維は血糖値の上昇を防いだりしてダイエット的には非常に良い成分ですので、食物繊維を摂りたい方にはゼッタイに抹茶がおススメです。

【痩せるお茶】安全性は?飲み過ぎのデメリットは

実はお茶の摂取のしすぎはあまり良くないです。

と言っても、普通に飲む分には全く問題ありません。

カテキンの副作用の論文について、わかりやすく書いているブログがありました。

要するに

人間で考えると煎茶900杯分飲まないと危険じゃないですよ」とのこと。

さらに花王のサイトには

疫学研究において、家庭で入れたお茶や市販されている茶飲料の摂取により、健康への悪影響が生じないことが報告されています

茶カテキンの安全性  花王

と、ありますので普通に飲んでいる分には全く問題ないでしょう。

ま、100Lくらいのガブ飲みには気を付けてください(笑)。

でも、自分が浸かる程飲んでしまう人はどう考えても存在しませんよね、通常は煎茶900杯を飲もうと思ってもムリです。

お茶のカテキンはガンに効くのか

カテキンがガンに効くという話しもありますが、臨床で確かめられたという事では無くまだ 試験管内だけでの事のようです。

ということで、摂取して実際に体の中でガンへの効果があるかどうかはわかっていません

研究が進めば、なんらかのガンに効果があるという事になるかもしれませんね。

トクホなどの痩せる効果が期待できるお茶 

抹茶以外にもダイエット効果の期待できるお茶がありますので、それらを見ていくことにします。

それぞれのお茶によって、痩せる効果があるとされる成分が少し異なりますので、何の成分が効くのか知っておくと良いと思います。

特定保健用食品のお茶 トクホ

  • ヘルシア (花王)
  • 特茶シリーズ(サントリー)
  • 綾鷹 特選茶 (コカ・コーラ)
  • からだすこやか茶 W(コカ・コーラ)
  • カテキンシリーズ(伊藤園)

特定保健用食品(トクホ)は効果が科学的に証明され、「特定保健用食品」の表示許可がおりた食品の事です。

消費者の人気が高いこともあって、各社「トクホ」の表示にはかなり熱心です。

花王のヘルシアはカテキンの効果を、健康志向の方に広めた痩せるお茶の先がけとして有名ですね。

トクホでないと効果が無いというわけではありませんが、効果が査読付きの研究雑誌に掲載済みのものということで一定の信頼をおけると思います。

痩せる効果が期待できるその他のお茶

煎茶

煎茶は抹茶よりもカテキンが多く含まれる傾向にあります。(同量の茶葉で考えると)

抹茶は甘みや旨味を出すために栽培時に覆いをして日光を遮り、テアニンが茶葉に残るような生産方法をしています。

テアニンは日光に当たるとカテキンに変化しますので、煎茶は抹茶よりもカテキンが多くなりやすいのです。

覆いをして作られる煎茶の高級品の玉露はカテキンが少なくテアニンが多いので甘くて旨味の多いお茶になります。

減肥茶

減肥茶というのは様々なお茶をブレンドしたブレンドティーです。

生産方法から付いている名前ではないので、それぞれの会社が作っている減肥茶ごとに入っているお茶の種類が異なっています。

痩せる効果は構成されるお茶によって異なりますので、どんなお茶で構成されている減肥茶なのか確認してみると良いと思います。

紅茶

紅茶のポリフェノールは糖の分解を抑え、吸収される糖の量が減り、血糖値の上昇を抑える効果があります。

また、脂肪の吸収を阻害する効果も期待できます。

紅茶は全発酵茶でポリフェノールが多く、タンニンは煎茶や中国茶よりも多めになっています。

ウーロン茶

ウーロン茶は半発酵茶です。

ダイエットに向くウーロン茶としては、特定保健用食品として有名なサントリーの黒ウーロン茶があります。

ウーロン茶のポリフェノールを強化したウーロン茶で脂肪の吸収を抑制してくれる効果があります。

通常のウーロン茶よりもサントリーの黒ウーロン茶の方がダイエットに向いています。

プーアール茶

プーアール茶は発酵させたお茶で、発酵により生成されたポリフェノールが脂肪の吸収を抑える役割をします。

ルイボスティー

ルイボスティーはノンカフェインですので、妊娠中の方やカフェインが苦手な方も飲むことのできるハーブティーです。

食欲を抑制するホルモンに働きかけることによって、食べ過ぎを避けることが出来ます。

タンニンの量は少なめなお茶になっています。

杜仲茶

杜仲茶は杜仲という木の若葉を乾燥させたハーブティーです。

杜仲茶に含まれる成分のアスペルロシドが基礎代謝を高めるという研究がありますので、ダイエット効果を期待できます。

またノンカフェインですので、カフェインを摂りたくないかたにも向いています。

【痩せるお茶】抹茶を毎日2服飲んでカテキンを摂ろう

ということで、お茶に含まれるカテキンにはダイエット効果があることがわかりました。

薄茶のカテキンによる痩せる効果は

  • 一日に2杯飲む
  • 毎日飲む

という事が大事です。

茶道やっていれば抹茶を2服くらいなら普通に飲めると思います。

抹茶を毎日続けてスリムで健康でいたいですね。

以上 【痩せるお茶ダイエット】抹茶のカテキン効果でスリムと健康を手に入れる という話しでした。

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